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熊本市の介護リフォーム補助金|介護保険20万円と、市独自の最大70万円

熊本県・政令指定都市 / 確認日:2026-08-22 / 当サイトの独自調査

熊本市には、介護保険の20万円とは別の助成があります。 「高齢者住宅改造費助成事業(要介護・要支援認定者に限る)」は上限70万円(併用可)。 「高齢者住宅バリアフリー化改修費補助金」は上限12万円(併用不可)。 所得や課税状況の条件があります。 ほかの自治体の助成額と比べる

熊本市の助成は、実際にはいくら受け取れるのか

上限額は受け取れる額ではありません。ほとんどの自治体は工事費に助成率をかけ、さらに所得や課税の段階で率を変えています。熊本市が公表している率は次のとおりです。

所得・課税の段階助成率限度額工事費50万円のとき
A 生活保護世帯100%40万円40万円
B 生計中心者が市民税非課税100%40万円40万円
C 市民税所得割22万円以下3分の2(約66.7%)40万円33.3万円
D 市民税所得割22万円超27万円以下50%40万円25万円

基準額は65歳以上の要介護認定者40万円/身体障害者手帳1・2級等は70万円

「工事費50万円のとき」は、上の率と限度額だけで機械的に計算した額です。実際には対象になる工事の範囲、介護保険との重複分の控除、事前申請の有無で変わります。窓口では「うちの世帯だと率は何割になりますか」と段階を先に確認してください。金額の話はそのあとです。

所得や課税の段階で助成率が変わることを明記していた自治体は、調査した105自治体のうち16自治体でした。 残りは率を公表していないか、単一の率だけを示しています。助成率と実際に受け取れる額の調査で、 同じ工事費でも段階によって受け取れる額が3倍変わる自治体を比べられます。

熊本市の助成は、全国105自治体の中でどのくらいか

上限70万円は、助成額まで確認できた72自治体の中で23番目タイ(同額が4自治体)です。 この72自治体の上限額の中央値は40万円なので、熊本市は中央値を上回っています。 介護保険の住宅改修(全国一律・上限20万円)と比べると3.5倍です。

熊本市と上限額が近いのは次の自治体です。

自治体独自助成の上限
岡山市70万円
岐阜市70万円
千葉市70万円
熊本市(このページ)70万円
長野市63万円

着工前申請の期限を日数で公表していたのは105自治体中9自治体だけで、熊本市は公表していません。窓口で「着工予定日は決まっています。申請書はいつまでに出せばいいですか」と日数で聞いてください。 申請期限の調査(105自治体)で全国の状況を確認できます。

熊本市は受領委任払いに対応しています。熊本市での呼称は「受領委任払い(本文に「受領委任払い受託事業所」)」です。 この制度を使えば、20万円の工事でも立て替えは2万〜6万円で済みます。

熊本市の要点

項目熊本市の場合
住宅改修の受領委任払い対応
熊本市での呼称:受領委任払い(本文に「受領委任払い受託事業所」)
福祉用具購入費の受領委任払い対応
呼称:受領委任払い
事業者の登録(住宅改修)公式ページでは確認できず
ページ本文に記載なし。実施要綱(PDF)に規定
事業者の登録(福祉用具)実質的に必要(指定事業者などの限定あり)
県または市の指定した販売事業所

熊本市の利用者側の条件

ページ本文に記載なし

申請の期限と、書類の名義

項目熊本市の場合
着工前申請の期限日数の記載なし。ただし工事着工は工事許可日より6か月以内。窓口は事前予約制(申請予定日の14日前から予約可)
完了後の支給申請の期限工事完了日より2年以内
領収書の宛名被保険者の名前
領収書の原本の扱い原本を提出(返却されない)
理由書を作成できる人介護支援専門員/理学療法士/作業療法士/福祉住環境コーディネーター2級以上。いずれも事前に市へ理由書作成者として登録が必要(地域包括支援センター職員を除く)

熊本市は「着工の何日前までに申請すればよいか」を数字で公表していません。105自治体のうち公表していたのは9自治体だけで、これは多数派の状態です。 ただし審査に1〜2週間かかると案内している自治体が複数あるため、実務的な目安は「着工の2週間前」です。申請期限の調査もご覧ください。

支給されなくなる条件(熊本市)

項目熊本市の場合
入院・施設入所中退院(退去)後に支給を申請する場合は対象になる。結果として退院(退去)しなかった時(転院・転居した場合や亡くなった場合)は支給されない。死亡時に完成している部分は支給の対象
要介護認定の申請中認定申請中であっても事前申請を行うことはできる。「非該当」となった場合は改修費用は全額自己負担
保険料の滞納・給付制限記載を確認できず
住民票の住所と改修先現に居住する住宅を対象としており、住所地の住宅のみが支給の対象
その他の除外条件住宅の新築は住宅改修とは認められない。所有者の承諾を得て改修を行う場合は支給の対象

福祉用具購入費(上限 年10万円)の扱い

熊本市は福祉用具購入費についても受領委任払いに対応しています。 住宅改修との関係は「住宅改修は別ページ・別扱い」です。 事業者の登録については「県または市の指定した販売事業所」と確認できました。

住宅改修で使えても、福祉用具では使えない自治体があります。横浜市は福祉用具購入費について「現物給付化を行っていません」と明記しています。福祉用具の受領委任払いの調査もご覧ください。

熊本市の窓口で聞くこと

1. 「工事費の自己負担分だけをお支払いする方法はありますか」
2. 「着工予定日は決まっています。申請書はいつまでに出せばいいですか」
3. 「領収書の宛名は本人の名前でよいですか。原本は返してもらえますか」
4. 「理由書は誰が書けますか。事前の登録は必要ですか」

業者には、自治体名を入れて聞いてください。「熊本市の受領委任払い(本文に「受領委任払い受託事業所」)の登録事業者ですか」。 登録していない業者に依頼すると、制度があっても使えません。

このページの根拠と限界

  • 熊本市の公式サイトを2026-08-22に確認して作成しています。このページに載せている14項目は、いずれも公式資料に記載があったものです。
  • 「記載を確認できず」は、制度や条件が存在しないことの証明ではありません。手引きのPDFや事業者向けページ、実施要綱に規定がある可能性があります。 推測で埋めていません。
  • 制度は改正されます。実際の手続きの前に、必ず熊本市の最新の案内をご確認ください。 このページは制度の所在を示すもので、個別の申請が認められることを保証するものではありません。

熊本市の公式ページ(このページの根拠)

となりの自治体はどうなっているか

同じ制度でも、自治体をまたぐと呼び方も期限も変わります。熊本市の書き方だけを見ていると「これが普通」だと思ってしまうので、 ほかの自治体の実際を並べておきます。

「受領委任払い」と呼んでいない自治体

窓口で「受領委任払いはありますか」と聞いても通じないことがあるのは、105自治体のうち13自治体が「受領委任払い」以外の名前を使っているからです。

  • 旭川市「介護保険居宅介護(介護予防)住宅改修費受領委任払制度」
  • 福島市「受領委任方式」
  • 郡山市「代理受領」

呼称の13自治体分の一覧は受領委任払いの呼称と対応状況の調査にまとめています。

ほかの自治体の調査結果

  • 中央区東京都/呼称は「受領委任払い方式」
  • 港区東京都/呼称は「受領委任払い」
  • 新宿区東京都/呼称は「受領委任払い」

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